会社の防衛策!


今日は昨日頂いたお問い合わせをシェアさせて頂きます。


突然出社しなくなり退職した方から賃金不払い請求があったそうです。
しかも、1週間以内に応じなければ監督署に申し出るとのこと。

会社側が対応を検討している間に期限が過ぎ
監督署より調査依頼が来たという概要です。


ここで驚くべきことは実際には賃金不払いはないとのことです!(驚)


但し、現金支給しているものの、
受領印はとっていないし、
給与明細も発行していないとのこと!


請求されている方は元事務職の方なので
内部体制のずさんさを把握した上で、
行動を起こした可能性が高いと思います。


たとえ賃金を支払っていたとしても、
それを会社が立証できなければ
監督署は不払いとみなし、
支払うように指導する可能性が非常に高いと思います。


お問い合わせいただいた会社には
経理伝票をはじめ支払ったことを立証できる証票類を
揃えられるようにアドバイスいたしましたが、

今後の事を考え
きちんと受領印をとることと
給与明細を発行するようにもアドバイスさせて頂きました。


当たり前のことを当たり前にやることが意外にできていなかったりします。

面倒と思わずに、
きちんとした事務対応を行うことこそ
会社の防衛策になるのです!

(今日の一言)
きちんとした事務対応が会社の防衛策につながります!

私のサイトです。
よろしければご覧下さい!

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このページは、村田優一郎が2010年3月27日 04:18に書いたブログ記事です。

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