福岡労働局が残業代未払いでヤマト運輸を書類送検


福岡労働局は昨日、宅配最大手のヤマト運輸が博多北支店(福岡市)の配達員に残業代の一部を支払っていなかったとして、
同社と同支店の幹部2人を労働基準法違反容疑で福岡地検に書類送検しました。
労働局側は同社のサービス残業をこれまで複数回是正勧告したにもかかわらず改善がみられず、刑事事件化に踏み切ったようです。
サービス残業を巡って同社が書類送検されるのは全国初ということです。

いわゆる電通事件をきっかけに長時間労働に対する指導が厳格化されています。
その一環として残業代未払いに対してもかなり厳しく指導する動きがあります。

監督署は書類送検の権限を有しますので
是正勧告に対して、いい加減な対応をしていると
今回のように書類送検ということにもなりかねません。

時代は刻々と変化しています。
以前許されていたことでも、今は厳しくパッシングされる時代です。

社会の流れとしてはコンプライアンス(法令遵守)
しっかりと社内体制をチェックし、
コンプライアンスに触れる部分があればしっかりとケアしていくことが、不可欠です!

社内だけでは対応できない場合には、外部の専門家をうまく活用することも、選択肢の一つです。

(今日のひと言)
コンプライアンス!


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このページは、村田優一郎が2017年9月21日 04:44に書いたブログ記事です。

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