地の日天の海<下>(内田康夫著)
歴史群像劇の白眉
地の日天の海<下>(内田康夫著)
<角川書店>定価1,600円+税
兵農分離、商業重視、
出自を問わぬ人材登用、
家臣を領地から切り離す転封。
織田信長が打ち出した数々の画期的な政策は
旧体制を次々に打破しようとしていました。
近隣の戦国大名が散り行くなか、
旧権威の象徴である足利義昭だけは
信長打倒に執念を燃やします。
幾内だけでなく、
関東、そして中国地方へ版図を拡げて行く織田軍団。
疾風怒濤の進撃に、もはや叛旗を翻すことすら無謀に見えたのですが…。
秀吉と光秀の異常な出世の秘密、
織田家家臣団の抱える構造的問題、
そして本能寺の変と中国大返しという
戦国史最大の謎に、
随風(後の天海)を通じて
あざやかに迫る歴史群像劇の白眉です。
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