ハプスブルグ家12の物語(中野京子著)
名画で読み解く
ハプスブルグ家12の物語(中野京子著)
<光文社新書>定価980円+税
アルブレヒト・デューラー『マクシミリアン一世』
フランシスコ・プラディーリャ『狂女フアナ』
ティツィアーノ・ヴィチェリオ『カール五世騎馬像』
ティツィアーノ・ヴィチェリオ『軍服姿のフェリペ皇太子』
エル・グレコ『オルガス伯の埋葬』
ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』
ジュゼッペ・アルチンボルド『ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世』
アドルフ・メンツェル『フリードリヒ大王のフルート・コンサート』
エリザベート・ヴィジェ=ルブラン『マリー・アントワネットと子どもたち』
トーマス・ローレンス『ローマ王(ライヒシュタット公)』
フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター『エリザベート皇后』
エドゥアール・マネ『マクシミリアンの処刑』
スイスの一豪族から大出世、
列強のパワーバランスによって
偶然ころがりこんだ
神聖ローマ帝国皇帝の地位をバネに、
以後、約六五〇年にわたり
王朝として長命を保ったハプスブルク家。
常にヨーロッパ史の中心に身を置きながら、
歴史の荒波に翻弄され、
その家系を生きる人間たちの運命は
激しく揺さぶられ続けました。
血の争いに明け暮れた皇帝、
一途に愛を貫いた王妃、
政治を顧みず錬金術にはまった王、
母に見捨てられた英雄の息子、
そして異国の地でギロチンにかけられた王妃。
過酷な運命と立ち向かい、
また定めのまま従容と散っていった
ヒーロー、ヒロインたちは、
どこまでも魅力的です。
彼らを描いた名画に寄り沿い、
その波瀾万丈の物語をつむぐ書です。
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