踏みにじられた未来(長野智子)
御殿場事件、親と子の10年闘争
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目次は次のとおりです。
第1章 発端
(収監/少女の告白/噂/逮捕)
第2章 転機
(自白/真実の告白/アリバイ/親と子の絆/少女のウソ)
第3章 闘争
(信じられない訴因変更/矛盾/元裁判長への取材/保釈/新たな謎/一審判決/地裁の判断/高裁判決)
第4章 不審
(疑惑の判決文/雨量ゼロの謎/降雨記録の検証/九月九日の御殿場/最後の闘い)
第5章 非情
(失われた時間/それでも生きていく)
2001年に発生した前代未聞の「女子高生レイプ未遂事件」。
逮捕された少年たちのアリバイが成立するも、
突如、被害者が犯行日を変更。
それでもなぜか裁判は粛々と進められた…。
人気女性キャスターが
ジャーナリスト生命を懸けてあぶり出した衝撃の真実です。
検察のあり方が問われていますが、
この本で警察や裁判所のあり方にも
疑問を持ってしまいます。
<印象に残った一文>
「御殿場事件においての最大の問題は、物的証拠が何一つない中で、自白調書を唯一の証拠として、甚だ任意性の疑わしい調書を作成した警察と検察。そして、その内容の明らかな矛盾や疑問を見過ごすような形で、検察の言い分を鵜呑みにし公正公平な判断を怠った裁判所にあると私は思う。」
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