失われた二〇世紀(上)
20世紀的課題を再検討
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目次は次のとおりです。
序 わたしたちが失った世界
第1部 闇の奥
(典型的知識人アーサー・ケストラー/プリーモ・レーヴィにかんする基本的事実/マネス・シュペルバーのユダヤ的ヨーロッパ/ハンナ・アーレントと悪)
第2部 知識人の関与ーその政治学
(アルベール・カミュー「フランスで最高の男」/空虚な伽藍ーアルチュセールの「マルクス主義」/エリック・ホブズボームと共産主義というロマンス/さらば古きものよ?-レシェク・コワコフスキとマルクス主義の遺産/「哲人教皇」-ヨハネ・パウロ二世と現代世界/エドワード・サイードー根なし草のコスモポリタン)
思想の役割と知識人の責任とは?
アーサー・ケストラーからエドワード・サイードまで
知識人を通してマルクス主義・ファシズムなどの
20世紀的課題を再検討する書です。
堅い内容の本ですが、眼から鱗の内容が満載です。
<印象に残った一文>
「今日の合衆国は、1945年以前のヨーロッパではおなじみだったけれども、今では存在しない感情、つまり軍隊を美化し賛美する感情がいまだにある、先進国でも唯一の国なのである。」
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