反ポピュリズム論

読売新聞主筆による渾身の論考

目次は次のとおりです。

第1章 政治家の衰弱は誰のせいか
第2章 橋下現象はなぜ起きたか
第3章 大連立構想はなぜ失敗したか

第4章 ポピュリズムの理論的考察
第5章 大衆迎合を煽るメディア

第6章 日本をギリシャ化させないために
付録 「無税国債」私案

ポピュリズムという毒が日本中に回っている。
小泉ブーム、
政権交代、
そして橋下現象…

なぜここまで政治は衰弱したのか?
メディアの責任と罪とは?

「大連立構想」驚愕の舞台裏から、
小選挙区制・マニフェスト選挙の問題点、
ポピュリズムの理論的考察、
そして経済復活の秘策「無税国債」私案まで。

「衆愚」の政治と断乎戦う
ー半世紀超の政治記者歴による知見が込められた、
読売新聞主筆による渾身の論考です。

ちょっと偏った部分もありますが、政治の内情がよく分かる本です。

<印象に残った一文>
「事実を過度に圧縮し、議論を単純化し、説明を省くというテレビニュースの特質は全てその時間的制約から来ているのだが、それが多かれ少なかれ、伝えるニュースを歪めている。」

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このページは、村田優一郎が2012年9月27日 10:11に書いたブログ記事です。

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