反ポピュリズム論
読売新聞主筆による渾身の論考
反ポピュリズム論 (新潮新書) (新書) / 渡邉恒雄/著 |
目次は次のとおりです。
第1章 政治家の衰弱は誰のせいか
第2章 橋下現象はなぜ起きたか
第3章 大連立構想はなぜ失敗したか
第4章 ポピュリズムの理論的考察
第5章 大衆迎合を煽るメディア
第6章 日本をギリシャ化させないために
付録 「無税国債」私案
ポピュリズムという毒が日本中に回っている。
小泉ブーム、
政権交代、
そして橋下現象…
なぜここまで政治は衰弱したのか?
メディアの責任と罪とは?
「大連立構想」驚愕の舞台裏から、
小選挙区制・マニフェスト選挙の問題点、
ポピュリズムの理論的考察、
そして経済復活の秘策「無税国債」私案まで。
「衆愚」の政治と断乎戦う
ー半世紀超の政治記者歴による知見が込められた、
読売新聞主筆による渾身の論考です。
ちょっと偏った部分もありますが、政治の内情がよく分かる本です。
<印象に残った一文>
「事実を過度に圧縮し、議論を単純化し、説明を省くというテレビニュースの特質は全てその時間的制約から来ているのだが、それが多かれ少なかれ、伝えるニュースを歪めている。」
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