米軍が恐れた「卑怯な日本軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて

帝国陸軍戦法マニュアルのすべて

目次は次のとおりです。

第1章 アメリカ軍の見た日本軍「対米戦法」の全貌
(これが君の敵だ/策略のかずかず ほか)

第2章 日本軍「対米戦法」の歴史1-中国戦線編
(日中戦争期の日本陸軍歩兵戦法/陸軍は火力軽視ではない ほか)

第3章 日本軍「対米戦法」の歴史2-南方戦線編
(戦前の日米相互評価/英米軍が緒戦で得た「戦訓」 ほか)

第4章 日本軍「対米戦法」の主力兵器ー地雷・仕掛け弾爆
(「手榴弾が一番好い」/優秀な中国軍手榴弾 ほか)

「卑怯な軍隊」の本家・元祖は何処の国?
米軍が太平洋戦争末期に刊行した
『卑怯な日本軍』を読めば、
彼らが日本軍の不意打ち、
地雷、
仕掛け爆弾といった
ゲリラ戦術の数々を警戒していたことがわかります。

米軍はそのような手を使う日本軍を「卑怯」と指弾したが、
裏を返せば怖がっていたのです。

だが、その「卑怯な戦法」を
日本軍は大陸の中国戦線で「教訓」として学んでいったのです。
となると…?

知られざる国家間の対敵国用
「戦法」
「戦訓」マニュアル・策略等々の
奇妙な連関を読み解く快著です。

イラストがとっても興味深い本です。

<印象に残った一文>
「我々も自分に与えられたあらゆるマニュアルを疑わなかればならない。それが一見合理的にできていればなおさらである。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2012年10月13日 10:14に書いたブログ記事です。

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