政治家の胸中 [ 老川祥一 ]
肉声でたどる政治史の現場
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目次は次のとおりです。
「雨が降っても官邸」-政治取材の現場
「これでまた野蛮な国と…」-三島事件と保利茂
「辛亥の年だなあ」-佐藤栄作の自信と不安
「書かせろ、書かせろ」-田中角栄と金大中事件
「ボク行くよ」-三木武夫の中東訪問
「カニの死にばさみ」-岸信介の警告/「
面支持だ」-福田赳夫のひとこと
「摩擦があるから走るんだ」-三木武夫とロッキード事件
「総理でなくても仕事はできる」-福田赳夫と四十日抗争
「メジロがあんまり高いところで」-竹下、金丸とリューリーダーの会
「まだまだ…」-暗愚でも仏でもなかった鈴木善幸
「過去と未来を見すえて」-中曽根康弘と「戦後政治の総決算」
「ここからは一瀉千里だ」-竹下登の気配りと執念
「ミコシは軽くてパーがいい」-政治の改革と劣化の軌跡
「改革なくして成長なし」-小泉純一郎と無党派層の時代
岸信介、
佐藤栄作、
田中角栄、
三木武夫、
福田赳夫から小泉純一郎まで約四十年、
戦後政治の激変期の中で、
第一線の政治記者として
著者が間近に接してきた
政治指導者の肉声から迫る、
政治家の器量と、
政治の真髄です。
政治の実態がよく分かる書です。
<印N象に残った一文>
「人間得意技で倒れる。」
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