がんと暮らす人のために [ 樋野興夫 ]
がん哲学の知恵
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目次は次のとおりです。
第1章 がんと暮らす
第2章 ー「天寿がん」という考え方
(日本人の2人に1人がかかる国民病/がんになっても天寿はまっとうできる ほか)
第2章 がんと過ごす「人生の完成」に向かって
(がんとの闘いは、自分との闘い/がんは人生を根本から見直すチャンス ほか)
第3章 がん細胞が教えてくれること
(顕微鏡の下のがん細胞/がんは「身の内のもの」 ほか)
第4章 家族として
ー寄り添うことのやさしさ
(患者さんは病気のことを話したがっている/親しいからこそ話せないことがある ほか)
第5章 友人として
ー「偉大なるおせっかい」のススメ
(がんと無縁な人はいない/患者さんは「病人」である前に「人間」 ほか)
死と直面したとき、
人はもう一度生き始める。
一人の病理の医師が開設した「がん哲学外来」。
人々は、そこに何を求めて訪れたのか。
がん医療の隙間を埋める新しい医療の形を示してくれます。
一般的な知識をとは異なる切り口は抑えておきたい一冊です。
<印象に残った一文>
「もともと正常な細胞が、ある日突然変異するという意味で、がん細胞は「不良息子」のようなものかもしれません」
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