ヒッグス粒子の発見 [ イアン・サンプル ]

理論的予測と探究の全記録

目次は次のとおりです。

プリンストンへーその遙かなる道のり
原爆の影/79行の論文
名誉を分け合うべき男たち

電弱理論の確証を求めて
野望と挫折
加速器が放った閃光

「世界の終焉」論争
“幻影”に翻弄された男たち
「発見」前夜

「隠された世界」
「新しい粒子」に導かれて

はじまりは、6人の物理学者による3編の論文だった。
「質量の起源」を明らかにする
標準理論の最後の1ピース=「ヒッグス粒子」は、
いかに予測され、探索されてきたのか?
自らの名を冠されたヒッグスの苦悩、
巨大加速器の予算獲得をめぐる争い、
ライバルを出し抜こうと奔走する者たちの焦りと妬み、
人類史上最大の実験装置を作り上げた
科学者たちの苦闘と栄光…。
英国最優秀科学ジャーナリストが活写する
半世紀におよぶ群像劇のすべてです。
「質量」は奥深いです!

<印象に残った一文>
「私達を取り巻くあらゆるものは、その産物である。“質量を持つもの”は、私達の存在そのものの基礎であり、欠かすことができないものなのだ。」

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このページは、村田優一郎が2013年6月16日 10:35に書いたブログ記事です。

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