それでも戦争できない中国 [ 鳥居民 ]
中国共産党が恐れているもの
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目次は次のとおりです。
1 「亡党亡国」の恐怖
ーソ連はどうして崩壊したのか。中国共産党はそれから何を学んだのか
2 「穏定」こそすべて
ー中国共産党指導部は戦争を仕掛けるのか。だれがそんなことを考えているのだろう
3 毛沢東の猜疑心
ーどうして中国は朝鮮戦争に介入したのか。毛沢東の猜疑心が原因だった
4 金門砲撃戦の虚構
ー「相手が福州、杭州などを攻撃してくれば、まことに面白い」と毛沢東は言った。その真意は
5 総統選とミサイル演習
ー李登輝を落選させようとしたのではない。かれに戒厳令を布かせ、台湾が民主化するのを阻止しようとしたのだ
6 つぎの統一戦線工作
ー尖閣諸島を利用して、台湾を「反日・親中」にする。中国が馬英九にやらせること
7 「未富先老」の宿命
ー「穏定圧倒一切」を変える利益はどこにもない。人口統計学が予測していること
8 百人のスーパーリッチ
ー第十七回党大会の真の勝者はだれだったのか。圧力団体の登場で、明日の中国は
「亡党亡国」に怯える中国の挑発に絶対に乗ってはならない
毛沢東いらいの党の行動原理を鋭く洞察した著者の
“遺言”ともいうべき最後の「中国論」です。
一般報道とは異なる中国論は興味深いものがります。
<印象に残った一文>
「中国共産党指導部の態度決定の原則は、「穏定が一切を圧倒する」ということだ。」
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