「伝説」はなぜ生まれたか [ 小松和彦 ]
日本文化の核心
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目次は次のとおりです。
序章 「物語る行為」の宇宙ー出来事・記憶・歴史
第1章 猿鬼の棲む洞窟ー誰が猿鬼を退治したか
第2章 遷移する天竺ー「お伽草子」から「いざなぎ流祭文」へ
第3章 龍が生きている山ー九頭龍信仰論への視角
第4章 琵琶怪異譚ー霊と幻想のメディア
第5章 天皇と異界ー王化された妖怪退治・生贄伝説を読みとく
能登半島・旧柳田村「猿鬼伝説」、
高知県・旧物部村「いざなぎ流の祭文」、
戸隠・箱根「九頭龍伝説」。
神話学、文化人類学を背景に
日本の伝説・説話を読みなおし、
日本文化の核心を浮き彫りにする書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「伝説は植物のように、特定の地域で、特定の場所や事物に絡めて語られている。」
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