ちいさなちいさなわが子を看取る [ 川畑恵美子 ]

NICU「命のベッド」の現場から

目次は次のとおりです。

第1部 命のベッド、命のリレー(誕生/願い/限界/取材(NICUへ)/苦悩/無謀/出会い/依頼/昏睡)
第2部 やりすぎの医療でもなく、やらなさすぎの医療でもなく
(ベッドのリレー、その後/NICUを出た、その先/小児の「看取り」をめぐって)

NICU(新生児特定集中治療室)の
取材をはじめた著者が出会った、生後5カ月のちいさな命。
身体にたくさんの障害をかかえ、
家族は、もう治療法がないことを告げられる。
NICUのベッドは、いつも満床。
助けられる命も、受け入れられないことも多い。
大事なベッドはリレーのように、
新生児の命をつないでいる。
そのNICUの一角。
絶望と希望が交錯するなかで、
家族が悩み、感じ、そして選んだこと。
ちいさなちいさな命を看取るまでの、ある家族の物語です。
読んでいるうちに、なんとも言えぬ切なさを感じる本です。

<印象に残った一文>
「生きようとしているのを、後押しするだけ」

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このページは、村田優一郎が2013年8月25日 13:43に書いたブログ記事です。

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