改憲の何が問題か [ 奥平康弘 ]
憲法学者たちがわかりやすく解説
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目次は次のとおりです。
1 何が今、問われているのか
(国防軍の創設を考えるー私たちの自由の観点から/近代との決別、物語への回帰ー自民党「日本国憲法改正草案」はいかなる意味で“立憲主義の危機”なのか/自民党「日本国憲法改正草案」と天皇/憲法・アメリカ・集団的自衛権/憲法改正規定(憲法九六条)の「改正について/現代日本の人権状況)
2 自民党「日本国憲法改正草案」の問題点
(自民党「日本国憲法改正草案」のどこが問題か、なぜ問題か/憲法の前文ー自民党「日本国憲法改正草案」を検討する/発議要件の緩和と「国民投票法」/九条改憲を考える/緊急事態条項/精神的自由の擁護のために/問題は、人権規定なのか、人権を実現する仕組み(統治機構)なのかー「日本国憲法改正草案」を国際人権条約・比較憲法から見る/国会・内閣をどのように変えようとしているのか/憲法尊重擁護義務と国民)
「憲法改正=九条の問題」と思っていませんか?
憲法九六条が改正されて、
改憲がしやすくなることにはどのような問題があるのか。
そして改憲要件が緩和された後に、
自民党が実現をめざす「憲法改正草案」にはどのような問題が潜んでいるのか。
一線で活躍する憲法学者たちがわかりやすく解説してくれます。
近時の改憲論が、九条改正問題にとどまらず、
私たちの「自由」や「個人の尊重」、
「立憲主義」を重大な脅威にさらしかねないことに警鐘を鳴らす書です。
<印象に残った一文>
「国家は実力という物理的暴力を独占的にもち、これを背景に統治を行う。」
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