世界で勝てるヒト、モノづくり [ 井上礼之 ]
「実行に次ぐ実行」が会社を鍛える
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目次は次のとおりです。
1時間目 人から始まるM&A
-異質の融合で「強み」を伸ばす
(2010年に空調売上高で世界一を実現/「1+1」が2以上になるM&A/過去の買収では技術者の離反を招いたことも)
2時間目 世界最適のモノ作り体制
ー「最寄り化」進め市場を深耕
(国内生産主体でも利益を出し続ける/「匠の領域」が競争力向上に不可欠/工場は市場最寄り化、暗黙知は海外に水平展開)
3時間目 技術でも事業でも勝つ
ーコアを開示して「世界標準」を握る
(鉄則は「仲間を多く作った者が勝つ」/国際ルールを“作る側”に回れ/地道な啓発活動が世界標準化への近道)
4時間目 「人を基軸」経営の本質
ー実行なき戦略は無に等しい
(「フラット&スピード」が飛躍の要因/トップの決断は「六分の理」でOK/本社と海外をつなぐブリッジパーソンを作れ!)
世界1位の空調メーカーに駆け上がったダイキン工業。
その背景には、社員の力を120%引き出す独自の経営があった!
「世界一」を創る社員の育て方を会長が語る書です。
経営に携わる方には参考になる本です。
<印象に残った一文>
「「足して2で割る」案ではなく、双方が十分に納得出来る第3案の解決法を探る。」
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