そして、メディアは日本を戦争に導いた [ 半藤一利 ]
“現在”に警鐘を鳴らす
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目次は次のとおりです。
序章 いまなぜジャーナリズム論か
第1章 戦争報道と商業主義
第2章 テロと暴力賛美の歪み、その内側
第3章 国際社会との亀裂の広がり
第4章 国家の宣伝要員という役割
第5章 暴力とジャーナリズム
終章 現在への問いかけ
軍部の圧力に屈したのではなく、
部数拡大のため自ら戦争を煽った新聞。
ひとりよがりな正義にとりつかれ、
なだれをうって破局へ突き進んだ国民。
昭和の大転換期の真相を明らかにし、
時代状況が驚くほど似てきた
“現在”に警鐘を鳴らす書です。
自分自身で情報を判断し、行動することの大切さを実感する書です。
<印象に残った一文>
「日本人は公正な考え方より、空気や現象で動かされやすいもの。」
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