逆説の日本史(別巻 4) [ 井沢元彦 ]

ニッポン戦乱史

目次は次のとおりです。


 第1章 戦国武将の野望1 下克上を勝ち抜く知恵
第2章 戦国武将の野望2 織田信長の天才的戦術

第3章 戦国武将の野望3 豊臣秀吉の天下統一戦略
第4章 戦国武将の野望4 徳川家康の情報工作

第5章 幕末維新1 幕藩体制を揺るがした国防論
第6章 幕末維新2 大政奉還と戊辰戦争の混沌

第7章 幕末維新3 近代国家としての戦争論
第8章 日本人が学ぶべき戦乱の教訓

日本に「戦争絶対否定論者」が多いのは、
過去の戦争はすべて悪という罪悪史観に囚われているからではないか?

日清戦争は、中国の覇権を終わらせアジアの近代化を促した点で、大きな意義があるのです。

一方、日本民族の愚かさを露呈したのが薩英戦争。
日本刀で黒船を阻止できなかったように、
憲法第九条ではテポドンから国民を守れないのです。
攘夷と護憲は「空想的国防論」という意味で同じなのです。
戦国時代と幕末維新に活躍した英傑達と戦乱の深層に迫る戦争論です。
いつも面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「「大名家」というものが今でいう同族社会」

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このページは、村田優一郎が2014年3月19日 16:35に書いたブログ記事です。

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