運命の子トリソミー [ 松永正訓 ]
第20回小学館ノンフィクション大賞・大賞受賞作
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目次は次のとおりです。
十八年ぶりに出会う患者
眠リ続ける子、眠らない母親
朝陽の誕生
短命という名の運命
五回の手術を受けた13トリソミーの子
兄の心の中にあるもの
祖母の独白
母親の揺らぎ
在宅人工呼吸で幸福を得るーゴーシェ病の子
我が子を天使として思えるまでーミラー・ディッカー症候群の子
退院して一年を越える/親亡き後の障害児の将来ー「しあわせの家」で
誕生死した18トリソミーの子
二歳の誕生日
出生前診断で生命を選ぶ現代に一石を投じる書です。
染色体の異常・13トリソミー。
目も見えず、耳も聞こえず、ミルクを飲むこともできない。
そんな赤ちゃんを我が子と受け容れて。
改めて、親と子の関係を考えてしまいました。
<印象に残った一文>
「不条理を越えていく家族の姿」
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