憎むのでもなく、許すのでもなく ( ボリス・シリュルニック)

ユダヤ人一斉検挙の夜

目次は次のとおりです。

第1章 ユダヤ人一斉検挙
(逮捕/思い出に意味を与える ほか)

第2章 悲痛な平和
(あきらめるために書く/戦後とダンス ほか)

第3章 耐え難い記憶
(自己分裂という脅威/思い出の葡萄酒 ほか)

第4章 周囲からの影響
(トラウマの物語と文化的背景/現在の光に照らされ、物語が明らかになる ほか)

第5章 凍りついた言葉
(過去の経験が、現在のあり方を左右する/へこたれない精神を養う支え ほか)

1944年1月、ユダヤ人一斉検挙の犠牲となった6歳の著者は、
収容所に送られる直前に脱出する。
戦後もまた辛く長かった…。
沈黙し続けてきた自らの壮絶な物語を静かに紡ぎ出した1冊です。
精神科医の立場で、
トラウマから逃れる方法も多角的に分析します。

書かれていることの重さを感じる本です。



私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2014年8月15日 04:11に書いたブログ記事です。

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