経団連 [ 安西巧 ]
落日の財界総本山
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目次は次のとおりです。
序章 存在意義を見失った「財界総本山」
第1章 「財界人」の枯渇
第2章 会長の条件
第3章 「財界総理」と呼ばれた男
第4章 「民僚」の原点
第5章 政治献金の両義性
第6章 スター経営者は財界総理になれない
第7章 勲章が欲しい老人たち
財界総理。
経団連会長がそう呼ばれていた時代があった。
財界の意を体して政治と対峙した第2代会長・石坂泰三氏、
政治献金の問題にスジ論で向き合った第4代会長・土光敏夫氏。
しかし今、そのポストに2代続けて「副会長OB」を起用せねばならぬほど、
財界の人材は枯渇している。
新興企業はそっぽを向き、
中核の老舗企業群も余裕を失う中、
「財界総本山」に明日はあるのか?
一線の経済記者が肉薄する書です。
経団連の実態が分かる本です。
<印象に残った一文>
「スター経営者は経団連会長になれない。」
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