日本人の「地獄と極楽」 [ 大角修 ]
死者の書『往生要集』の世界
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目次は次のとおりです。
第1章 八大地獄編
(等活地獄ー殺生の罪を犯した者が何度も殺される/黒縄地獄ー盗人の体に刻まれる黒い焼け縄の痕 ほか)
第2章 六道編
(六道とは?-永遠に6つの世界を巡る苦しみ/餓鬼道ー食べても食べても満たされない飢え ほか)
第3章 極楽浄土に行くための方法
(欣求浄土ー知っておきたい!極楽浄土の10の楽/礼拝門ー極楽に往生する第一の修行 ほか)
第4章 問答料簡
(仏さまはいつからいるんですか?/巨大すぎる仏さまの身長は正しい? ほか)
第5章 知っとこ!あの世
(エリートコースを進むがドロップアウトした源信/仏教先進国、中国で評価!?逆輸入で注目された『往生要集』 ほか)
日本人なら誰でもイメージする死後の世界ー“地獄と極楽”。
その源流となったのが、比叡山の僧・源信が著し、
末法思想に恐怖した平安の貴族社会を通じて
“浄土信仰”を広めた『往生要集』です。
「八大地獄」「極楽浄土」「六道輪廻」など、
その壮大な生死流転の世界観を図解とともに解説した書です。
日本人に連綿と受け継がれた「死のガイドブック」から、
より良き生とは何かを学ぶ書です。
ちと怖さを感じてしまいました。^^;
<印象に残った一文>
「本当にいい人生だったと満足して死ねる人がどれほどいるだろう。」
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