なぜ、あの人の話に耳を傾けてしまうのか? [ 東照二 ]

「公的言語」トレーニング

目次は次のとおりです。

第1章 日本の「察しの文化」に未来はあるか
(「公的言語」の衰退が進む日本/これからの時代のコミュニケーション/私的言語から公的言語へのスイッチ)

第2章 小泉純一郎のスピーチを、つい聞いてしまうのはなぜか
(スピーチで最も大切なこと/自分の経験を物語にして語る/聞き手が聞きたいのは、「話し手中心」の物語ではない/つながり、経験の共有、共感/ことばのプロでも、スピーチが上手いとはかぎらない)

第3章 石川遼が世間から広く好かれる理由
(石川遼の表現の仕方/他者をたて、客観的に話す/キレる人の言語的傾向)

第4章 日本人とスピーチ
(日本にはなかった「演説」/公的言語が花開いた時代)

第5章 内向的な性格の人に眠っている能力
(内向型の人、外向型の人/ノーム・チョムスキーの話し方/会社・職場が担う公的言語のトレーニング)

性格を変える必要はなく、
ベラベラと話す必要もなく、
「外向的」である必要もない。
大事なのは、「聞き手中心」の話し方。
これからの時代に必要な「コミュニケーション能力」を考える書です。

眼から鱗の本です。

<印象に残った一文>
「必要なのは、聞き手が何を聞きたがっているのか聞き手が共有でき、共感できるような「聞き手中心」の語りができるかどうかである。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2014年10月18日 16:32に書いたブログ記事です。

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