年を重ねて知る人生の深い喜び [ 清川妙 ]

自分育ての道をこれからも

目次は次のとおりです。
1章 愛する亡き人たちと一緒に生きるー風の中にも花の中にも亡き人はいて(年を重ねて生きつづけることは、自分より先に逝った、愛する人たちと一緒に生きるということなのですね。/いまは、風の中にも、咲く花の中にも、亡き人はいて、彼らとおなじ空気を呼吸している気さえします。 ほか)

2章 きょうも“存命の喜び”をかみしめる
ーしきり直してもう一度
(生きていく道には、さまざまな困難もあるけれど、仕切り直して、もう一度生きるわと、心の中で思います。/肩の上にいるもう一人の私は、たいてい、明るく伸びやかな考えで、心を解放してくれます。 ほか)

3章 一生かけて自分を育てあげる
ーああ、勉強って愉しいなあ
(何か好きなことがあって、それに打ち込む。それを一生続けて、貫く。そのことが何より大切なこと。/人間って、一生かけて自分を育てあげていくもの、いけるもの、なのですね。 ほか)

4章 自分で自分を介護する
ーからだも頭も維持管理して
(愉しいことを思いつきました。自分で自分を介護しよう、と。/わが足のため、せめて筋肉ポンプを動かそうと意志を持ち、まじめに実行しています。 ほか)

5章 心深く触れあう人は心の親戚
ー人のご縁のなんとドラマティックなこと
(おつきあいが長く続いたのは、心の波長が合って、二人が誠実だったから。/一人一人が人生の道に得た、得がたい白玉。誠実という心の紐で通じあっている。 ほか)

93歳。
胸をはり、背を伸ばし、愉しく生きよう。
心触れあう出会いに感謝しながら、
自分育ての道をこれからも。
学びが多い書です。



<印象に残った一文>
「例え血がつながっていなくても、心触れ合う人は心の親戚です。」

私のサイトです。
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このページは、村田優一郎が2015年1月23日 05:46に書いたブログ記事です。

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