いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる (海老原嗣生)
残業代ゼロとセットで考える本物の「エグゼンプションン」
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目次は次のとおりです。
第1章 経営側が隠しているエグゼンプション導入の本音
第2章 なぜエグゼンプションは必要になったのか?
第3章 なぜ欧米人は、しっかりと「働かない」のか
第4章 労働者都合でのエグゼンプション設計
第5章 どこまで日本型を変えるべきか
第6章 法律でできることと、企業が考えること
第7章 みんなで歌う、日本型雇用へのレクイエム
テレビ報道でにわかに脚光を浴びつつある「ホワイトカラーエグゼンプション」ですが、
残業代の不支給と、その対象となる年収のみが議論の的になっているようです。
今回のエグゼンプション論議は、
経営都合で「定期昇給・残業代」という日本型の変更のみが、念頭に置かれています。
もう一つの日本型の問題、働く人のキャリアや家庭生活の面において
マイナス寄与している部分への視点が欠如しています。
雇用のカリスマが制度の本質を分かりやすく解説し、
日本人としての新しい働き方を問う一冊です。
面白い切り口の書です。
<印象に残った一文>
「日本型の総合職をとるか、欧米型のポスト雇用をとるかというのは、全く法律に規定などなく、それは単に企業の“癖“でしかない」
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