運命の選択1940-41 下 [ イアン・カーショー ]

解説=「決断の環境を探る」収録

目次は次のとおりです。

第7章 ワシントンDC、一九四一年夏ー秋ールーズヴェルト、宣戦布告なき開戦を決断
第8章 東京、一九四一年秋ー日本、開戦を決断
第9章 ベルリン、一九四一年秋ーヒトラー、合衆国に宣戦布告を決断

第10章 ベルリン
東プロイセン、一九四一年夏ー秋ーヒトラー、ユダヤ人絶滅を決断

なぜそれぞれの「選択肢」が排除されてきたか?
わずか19ヶ月のうちに、
第二次大戦の帰趨と戦後の支配と構造を方向づけた「決断」を徹底検証する書です。
ドイツ現代史の第一人者による、示唆に富む労作です。
歴史の重さを感じます。

<印象に残った一文>
「恐慌が社会政治の不安感を募らせ、国際経済を英米が牛耳っているという不信の念がこの10年というもの日本に広がっていた。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2015年3月 1日 12:55に書いたブログ記事です。

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