人間の死に方 [ 久坂部羊 ]

医者だった父の、多くを望まない最期

目次は次のとおりです。

先手必敗の父
定年を指折り数えるぐうたら医者
糖尿病、検査しなけりゃ怖くない

足の指が腐って奇跡が
前立腺がんに思わず「しめた!」
死を受容してきらめく日常

しかし、思い通りにいかない人の死
回復して新たな試練が
認知症も怖くない

安らかな死にも多少の苦しみ
我が家は“病院死ゼロ”家族
平穏な死はむずかしくない

医者は、どう死ぬのか?
どう親の死を看取るのか?
医療嫌いを徹底した著者の父が、
87歳で果たした超絶オモロイ幸福死。
色々なことを感じさせられる書です。

<印象に残った一文>
「医療というのは、病気という“自然”を人間の力で支配しようという“越権行為”」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 人間の死に方 [ 久坂部羊 ]

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/10155

コメントする

このブログ記事について

このページは、村田優一郎が2015年3月18日 09:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「中国の自業自得 [ 黄文雄 ]」です。

次のブログ記事は「社長、だからあなたの会社はブラック企業と呼ばれるのです(奥村一光)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1