大局を読むための世界の近現代史 [ 長谷川慶太郎 ]
歴史を役立てて、未来を予測する
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目次は次のとおりです。
第1章 20世紀、二度の大戦と世界の変容
(19世紀の戦争と20世紀の戦争の違い/民族国家の誕生が新たな戦争の火種を生む ほか)
第2章 冷戦と現在に続く対立のはじまり
(第三次世界大戦の勃発を確信していたスターリン/市民の3割近くが犠牲になったレニングラード包囲戦 ほか)
第3章 中国と北朝鮮、その成り立ちから現在
(国共内戦により誕生した中華人民共和国/日本の運命を変えた朝鮮戦争の勃発と特需 ほか)
第4章 東アジアと日本の未来
(日本にすり寄る北朝鮮/張成沢氏の粛清事件が意味するもの ほか)
20世紀は、苛烈な戦争の世紀でもあった。
二度にわたる未曽有の世界大戦、
そして国家総力戦としての「冷戦」。
こうした過去の戦争がなにを発端とし、
どのような経緯でいかにして終わったのか。
これを正しく理解することで私たちは失敗を避けるための賢明な選択ができる。
残念ならが学校で教わるような暗記主体の歴史教育、
記憶力を問うテストでは、歴史の大局観を養うことはできない。
いまを生きる私たちにとって意義があるのは、
歴史の大きな流れをつかみ、
その背景を丹念に読み解くことにほかならないからだ。
「歴史を役立てて、未来を予測すること」
そのための必須教養を伝授する書です。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「近い将来、中国に見捨てられた北朝鮮は崩壊し、半島は大混乱に陥るでしょう。そしてその2年以内に経済的な苦境から中国も互解し、内乱が始まります、」
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