敗者の日本史(16) [ 関幸彦 ]

近世日本の勝者と敗者

目次は次のとおりです。


戦国の覇者と敗者
1 豊臣滅亡と徳川秩序の確立
2 キリスト禁教と天草四郎

3 武士たちの異議申し立て
4 もう一つの享保改革ー将軍の地位と政治をめぐる尾張家対紀州家
5 天璋院の「内政」と「外交」-徳川家存続の戦い

6 幕末維新の敗者をめぐってー「西高東低史観」の克服
戊辰戦争の「勝者」と「敗者」

江戸時代にも、平和と文明化を推進した勝者と、
それに異議申し立てを唱えた敗者との戦いの歴史があった。
「徳川の平和」が達成した成果と課題、
勝者から最後は敗者となった幕府の苦闘を見直し、
豊かな近世像を描き出す書です。
歴史観が変わる本です。

<印象に残った一文>
「幕末維新の変動が、欧米の近代化に比べて、犠牲が少ない「省エネ」「小ロス」ともとに達成されたことも、「日本近世」の達成とも言える。」

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このページは、村田優一郎が2015年8月23日 09:29に書いたブログ記事です。

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