レッドアローとスターハウス [ 原武史 ]
西武帝国
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目次は次のとおりです。
88号棟を訪ねて
ひばりヶ丘前史
清瀬と「赤い病院」
野方と中野懇談会
堤康次郎と「西武天皇制」
社会主義と集合住宅
団地の出現ー久米川・新所沢・ひばりが丘
ひばりが丘団地の時代
アカハタ祭り(赤旗まつり)
狭山事件/堤康次郎の死
「ひばりが丘」から「滝山」へ
西武秩父線の開通とレッドアロー
そして「滝山」コミューンへ
「西武の天皇」と呼ばれた堤康次郎。
東京西郊で精力的に鉄道事業を展開し、
沿線には百貨店やスーパー、遊園地を建設。
公営団地も集まり、「西武帝国」とでもいうべき巨大な文化圏を成した。
しかし堤氏本人の思想と逆行するように、
団地は日本共産党の強力な票田となり、
コミューン化した「赤い病院」さえ現れた。
もうひとつの東京、
もうひとつの政治空間でなにが起きていたのか?
西武線沿線の歴史がよくわかる書です。
<印象に残った一文>
「第二次世界大戦後、国内に戦火の及ばなかったアメリカは、その圧倒的な軍事力・経済力を背景に、アメリカ文明をきわめて意識的に世界中に伝播させようと試みるようになる。」
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