生きるということ [ なかにし礼 ]
至高の不良としての生き方
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目次は次のとおりです。
第1章 生きるということ
(生きるということ/生への願いを込めて、「夜の歌」を聞く)
第2章 平和に生きる権利
(ナンパで不良でエロスな反戦を/戦争への甘美な復讐ーわが人生を語る ほか)
第3章 異端として生きる
(異端という名の自由/梁石日と異端の世界性 ほか)
第4章 人生に必要な芸術ベストテン
(日本文学ベストテン/世界文学ベストテン ほか)
第5章 至高の不良たち
(なかにし礼と12人の女優たち/日本の宝「勧進帳」 ほか)
がんが再発して闘病中の著者が、
自らの命の危機と、自由と平和を失った日本の病を同時に見つめ、
国家の強制にとらわれない、至高の不良としての生き方を語る書です。
ちょっと硬い本ではありますが、はっとするような言葉が詰まっています。
<印象に残った一文>
「岐路における選択の片方は、つねに死である。いかなる場合も人は生を選びえなければならぬはずである」
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