国家のエゴ 朝日新書/佐藤優(著者),姜尚中(その他)

日本が「すべきこと」と「すべきでないこと」

目次は次のとおりです。

1 いま、戦争を正面から考える
ー私が若い読者に伝えたい、いくつかのこと
(「小文字のことば」で語る/神学論争の果てに/猫の世界のルール/映画『風立ちぬ』への違和感/日本は戦前も戦後も「強い国」 ほか)

2 特別ロングインタビュー「新・戦争のできる国」の正体
ーその先に何があるのか
(安保法制をめぐる議論/抑止力をめぐる議論/中東をめぐる議論/中国と韓国と沖縄をめぐる議論)

戦争参加を決めるのは誰か?
命じられたら人を殺すのか?
今の安保法制は使いものにならない。
だからといって、戦争について無知であってはならない。
なりふり構わず生き残りを図る国家は、
いずれ国民に様々なことを強制し始める。
第1部では国家に振り回されないために大切なことを、
第2部では姜尚中氏を聞き手に、
今、日本が「すべきこと」と「すべきでないこと」を喝破する書です。
いろいろな気づきを与えてくれます。


<印象に残った一文>
「現下日本の政治エリートに反知性主義的機運が蔓延している。」

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このページは、村田優一郎が2015年11月20日 09:53に書いたブログ記事です。

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