管見妄語 できすぎた話 [ 藤原正彦 ]
人気シリーズ最新刊!
管見妄語 できすぎた話 [ 藤原正彦 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 祖国に対する誇りと自信
(世界一の光と影/スコットランドの誇り ほか)
第2章 国民エネルギーの壮大な無駄
(神様の御意見/私は大いに慌てた ほか)
第3章 人生とは別れの堆積
(グローバル人材という幻想/渾身のジャンプ ほか)
第4章 国家百年の計をわきまえぬ頓珍漢
(人間を育てずして/無言の圧力 ほか)
第5章 文明は後戻りできない
(指させばふと消えて/孤高のテノール ほか)
辛辣さとユーモアで物事の裏に隠れた本質を看破します。
ある時はスコットランドで純真な女学生の祖国愛に打たれ、
ある時は初夏の夕闇に舞う蛍に亡き父母を想い、
またある時は先達が培った国家百年の計を揺るがす頓珍漢を一刀両断にする。
自在に題材を捉えつつ、一見些細に見える出来事から、
埋もれていた世の中の真理をすくい取る
『週刊新潮』人気コラム単行本第6弾です。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「作家というものはな、一作でも駄作を書いたらもうそれまでなんだ。」
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