戦国大名の正体 [ 鍛代敏雄 ]
家中粛清と権威志向
戦国大名の正体 [ 鍛代敏雄 ] |
目次は次のとおりです。
序章 ヨーロッパ人の観た戦国日本
第1章 粛清と王殺し
第2章 大名の条件
第3章 天下と外聞
第4章 亡国の遺産
終章 十六世紀の考え方
応仁・文明の大乱を経て、群雄割拠の時代が幕を開ける。
戦国大名たちは、家中粛清を断行して権力基盤を固め、
分国法の制定や城下町の整備により自らの領国を発展させた。
やがて北条・毛利・島津らのように、版図を拡大し、
地域に覇を唱える大大名も現れる。
生き残りをかけて戦い続けた彼らは、ただ力のみを信奉し、
伝統的権威を否定する専制君主だったのか?
大名たちの行動規範を探究し、戦国時代への新たな視座を提示する書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「戦国大名は思いの外名望や格式にこだわった。」
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