日本ー呪縛の構図 下 [ R・ターガート・マーフィー ]

巻末に「日本語版へのあとがき」を収録

目次は次のとおりです。

第2部 日本を支配する「歴史の呪縛」
(経済と金融/ビジネス/社会的・文化的変容/政治/日本と世界)

日本を知り尽くした著者だから見える、この国の進むべき道とは?
機能不全の政治、過去の遺産にとらわれた経済、前途多難な外交、矛盾を許容する社会。
歴史への省察をもとに、こうした日本の今をしばる「呪縛の構図」が、丹念な分析によってあぶり出されてゆく。
下巻では、高度成長期から現在に至る政治と経済のしくみ、社会と文化の変遷、
そして日本と世界との関係を徹底解説。池田勇人、田中角栄、小沢一郎など、
キーパーソンを通して浮き彫りになる戦後政治の実態、トヨタ自動車からキーエンスまで、さまざまな業界の浮沈から見える経済の内実、
「オヤジギャル」や「草食系男子」の胸の内、近隣諸国との関係がこじれた真の理由、
そして現代日本の最大の課題と求められるリーダー像とは?
中国の台頭、東日本大震災、少子高齢化などの内外の変化を冷静に見据え、
「アジアの世紀」におけるこの国の進路を大胆に提言します。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。

<印象に残った一文>
「小泉は、現代のメディアの政治的な活用法を完全に理解していた日本で最初の政治家だった。」

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このページは、村田優一郎が2016年4月20日 13:05に書いたブログ記事です。

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