プーチンとG8の終焉 [ 佐藤親賢 ]
プーチン大統領が展開する政策の本質
プーチンとG8の終焉 [ 佐藤親賢 ] |
目次は次のとおりです。
序章 「戦後七〇年」の国際社会
(秩序の構造的変化/ウクライナ危機の意味 ほか)
第1章 ウクライナの政変とクリミア編入
(ヤヌコビッチ政権崩壊/クリミアの「再統合」 ほか)
第2章 戦略なき独立ーウクライナ略史
(近代まで/ソ連時代ーチェルノブイリの衝撃 ほか)
第3章 漂流する世界
(戦後秩序の「制度疲労」/プーチンの世界観 ほか)
第4章 ロシアの将来ープーチンなくしてロシアなし
(右傾化するロシア/反動 ほか)
クリミア編入後に、約二〇年関与してきた「G8」の枠組みと決別したロシア。
経済的苦境に直面し、ナショナリズムと軍事力に訴える大国の動向は、
混迷する中東情勢にも関わり、国際秩序の動揺を加速しかねない。
著者自身の長期取材をもとに、ウクライナ危機の推移を追うことで、
プーチン大統領が展開する政策の本質に迫る書です。
プーチン大統領の素顔が垣間見えてきます。
<印象に残った一文>
「プーチンには「ロシアはソ連崩壊によって、バラバラにされた分断国家」という認識があり、その統合の回復が自分に与えられた歴史的使命だという認識がある」
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