ルポ雇用なしで生きる [ 工藤律子 ]
スペイン発「もうひとつの生き方」への挑戦
ルポ雇用なしで生きる [ 工藤律子 ] |
目次は次のとおりです。
1 変革を求めて(スペインで起きた市民運動15M/フリオ・ヒスベールの『雇用なしで生きる』)
2 挑戦者たち(「時間銀行」とは?/時間銀行の多様な生かし方/健康と環境を守るフードバンク/進化する地域通貨たち)
3 社会的連帯経済を築く(社会的連帯経済の担い手たち/「カタルーニャ総合協同組合」の革命)
4 もうひとつの経済、政治、社会の息吹(見直される共同体主義/市民による政治を目指す)
2008年の金融危機以降、深刻な不況と高い失業率に苦しむスペインで、
政治改革とともに、いわゆる「雇用」なしでも豊かに暮らすための取り組みが盛んになっています。
ユニークな「時間銀行」や、進化した「地域通貨」など、
日本では知られていない貴重な試みを紹介してくれます。
既存の経済・社会システムに依存しない生き方が見えてくる本です。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「1%の金持ちが99%の普通の人たちの運命を握っている。」
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