ヒトはどこまで進化するのか [ エドワード・O・ウィルソン ]
ウィルソン生物学の最良の入門書にして集大成!
ヒトはどこまで進化するのか [ エドワード・O・ウィルソン ] |
目次は次のとおりです。
1 人間が存在する意味
(意味の意味するもの/人間という種の謎を解く/進化する内なる葛藤)
2 知の統合
(啓蒙主義の復活/人文科学の不可欠さ/社会的進化の推進力)
3 アザーワールド
(フェロモンに惑わされて/超個体/なぜ微生物が宇宙を支配するのか/ETの肖像/生物多様性の崩壊)
4 心の偶像(本能/宗教/自由意志)
5 人間の未来(宇宙で孤独に、自由に)
ピューリッツアー賞受賞の生物学者がいざなう魅惑のサイエンス・アドベンチャー。
脳の増大とともに社会性を発達させ、地球を支配してきた人類はどこへ向かうのか?
社会性昆虫の生態、フェロモンによるコミュニケーション、極限環境に棲む微生物から、地球外生命体の可能性、
宗教の弊害、意識と自由意志の先端研究までを論じ、
「人間はなぜ存在するのか」という謎に挑む書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「自然に触れる機会が減り、他の生き物の世界から遠ざかるほど、ヒトという生き物はますます傲慢で「人間中心」になっていくのかもしれません。」
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