ぼくはこう生きている君はどうか [ 鶴見俊輔 ]
貴重な対話書
ぼくはこう生きている君はどうか [ 鶴見俊輔 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 子供たちに必要な“二つの物差し”
(日本の本当の教育は明治時代に終わった/“箱モノ化”する教育で人材を輩出できるか ほか)
第2章 家庭とは、どんな意味を持つ“場”か
(“親の愛”が子供をダメにする!?/時とともに失われた「ふるさと」のモデル ほか)
第3章 エピソードのない友情は寂しい
(友達との人間関係に息が詰まる子供たち/具体的エピソードが少ないいまどきの友情 ほか)
第4章 幸せな「老い」を迎えるために
(姉が最後に残した愛のある「言葉」/自分の血となり肉となった書物 ほか)
第5章 「師弟」から見た日本人論
(一人の人間の育成に必要な周囲の“力”/ダメな教師ほど自分を模倣させようとする ほか)
戦後思想界を代表する哲学者・鶴見俊輔氏と、
当代随一の人気を誇る小説家・重松清氏が、
「教育」「家族」「友情」「老い」「師弟」を主題に語りあった対話集です。
私たちの進むべき未来に向けられた二人のまなざしは、
優しさとぬくもりに満ちています。
2015年7月20日、惜しまれつつ93歳で逝去した巨星のメッセージが、いま装いも新たに蘇る書です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「一番になる人はいま世間で何が一番なのかという考えから出発するんです。」
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