逆説の世界史(2) [ 井沢元彦 ]
一神教のタブーと民族差別
逆説の世界史(2) [ 井沢元彦 ] |
目次は次のとおりです。
序章 一神教の起源ー地球人によって創られたという「仮説」
第1章 ユダヤ教と『旧約聖書』の謎ー絶対神ヤハウェが預言者モーセに示した「約束の地」
第2章 キリスト教と『新約聖書』の謎ー「神の子」として誕生したイエス・キリストの大矛盾
第3章 イスラム教と『コーラン』の謎ーアッラーの「最後の預言者」と後継者の正統性
第4章 十字軍遠征と聖地エルサレムーキリスト教vsイスラム教「連鎖する憎悪」の原点
第5章 オスマン帝国の崩壊と中東戦争ーイスラム教社会の衰退を招いた最大の要因
キリスト教徒は約21億人、イスラム教徒は約12億人、つまり全人類の2人に1人が一神教の信者である。
彼らはなぜ憎しみあい、平和共存することができないのか?
偏見や差別を超越した視点で、「通史としての世界史」に挑む新たなライフワーク書です。
日本人には馴染みの薄い、宗教の本質を学べます。
<印象に残った一文>
「「二度殺されかけた」ユダヤ民族は、「三度目の殺人実行者」が出てくる事を極端に恐れている。少しでもその素振りを見せる敵がいれば、徹底的に助かります叩かなければ心理的安定を得られないのであろう。」
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