巨大地震はなぜ連鎖するのか [ 佐藤比呂志 ]
活断層と日本列島
巨大地震はなぜ連鎖するのか [ 佐藤比呂志 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 熊本地震はなぜ起きたのか
(広範囲にわたった震源/内陸地震は地下15キロメートル内で起きる ほか)
第2章 日本列島はプレートの交差点にある
(日本書紀の時代から地震は記録されてきた/地震の正体がわかったのはつい最近 ほか)
第3章 こうして日本列島が誕生した
(かつてはすべての大陸が一つだった/日本列島形成前夜 ほか)
第4章 活断層と震源断層
(相次ぐ内陸地震/地下に潜む断層を見るー反射法地震探査 ほか)
第5章 南海トラフ巨大地震に挑む
(「活動期」に入った西南日本/南海トラフと連動して起きる内陸の巨大地震 ほか)
2016年4月、熊本県及び九州一帯を襲った熊本地震は、地下にひそむ活断層がずれ動いたことで起きた。
西南日本では、この20年ほど内陸地震と火山活動が活発化しており、この状況は南海トラフ巨大地震までおさまらないと考えられる。
日本列島に活断層が多い理由、列島が形成されたメカニズムをひもときながら、「プレートの交差点」に位置する日本列島の将来を専門家が易しく解説する書です。
地震の構造についての理解が深まります。
<印象に残った一文>
「プレートは消しゴムのように動く。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 巨大地震はなぜ連鎖するのか [ 佐藤比呂志 ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/11955
コメントする