歴史が面白くなる東大のディープな日本史(古代・中世編) [ 相澤理 ]
著者ならではの視点で読み解く一冊
歴史が面白くなる東大のディープな日本史(古代・中世編) [ 相澤理 ] |
目次は次のとおりです。
第1部 古代(古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?
(92年度第1問)/古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?(03年度第1問)/郡司は地方支配にどのような役割を果たしたか?(88年度第1問)/平安初期に律令国家や文化はどのように変化したか?(05年度第1問)/摂関政治と院政の違いは何か?(78年度第1問) ほか)
第2部 中世
(平氏はなぜ政権を奪取できたのか?(06年度第2問)/北条氏はなぜ将軍になれなかったのか?(97年度第2問)/元寇で武士たちは「国」を背負って戦ったのか?(93年度第2問)/一揆の団結力のみなもとは何か?(08年度第2問)/能や侘び茶はどのようにして生まれたのか?(99年度第2問) ほか)
東京大学の入試で出題される日本史の問題は、“知っていれば解ける”類のものではなく、歴史学的な視点をもとにしなくては解答までたどり着けない「良問」といわれています。
そんな東大日本史入試問題を題材に、日本の「古代・中世史」における出来事や制度の“あまり知られていないトピックス”について、
著者ならではの視点で読み解く一冊です。
なかなか面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「二度読んで初めて読んだといえるのです。」
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