医者とはどういう職業か [ 里見清一 ]
画期的医師論
目次は次のとおりです。
猫も杓子も医学部へ/受験勉強は医者の仕事に役立つか/医学部で何を勉強するか/語学について/研修医フレッシュマンの受難と憂鬱/医局とはなんぞや/学位について/医局制度の崩壊と逆襲/医者の収入明細/医者はどれだけ忙しいかー勤務医の生活/医者の労働環境とナースの視線/病院内での個人的関係/専門医と総合医ー医療における役割分担/臨床医の地雷原ー医者を取り巻くリスク1/「殺人罪」で逮捕される!?-医者を取り巻くリスク2/名医とはなんぞや/医者の将来
近年、受験業界における医学部人気は凄まじい。
成績さえ良ければ、まさしく猫も杓子も医学部を目指す。
と同時にあきらかに医師不適格な学生が医学部に多く存在する。
そもそも医者の仕事がどんなものかわかって学生は医師を志しているのか?
また一般の人は医者をどのような存在と捉え接すればよいのか?
医学部受験から病院への就職、医者の労働環境、収入、出世、結婚、不倫その他のスキャンダル、医療事故とそのリスク、そして名医の条件と将来の医師像まで
縦横無尽、融通無碍に説き明かした画期的医師論です。
医療業界の実像が見えてくる本です。
<印象に残った一文>
「私は、そのうち医者は、「人を死なせる(殺す)、商売になると予測している。」
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