この三つの言葉で、勉強好きな子どもが育つ [ 齋藤孝 ]
段取り力を伸ばす一言
目次は次のとおりです。
第1章 自分から勉強する子に育てる
(勉強の「型」を身につける/「やりたくなる循環」をつくる)
第2章 「覚えた」「わかった」とは、「話せる」ことだ
(覚えたらすぐ話す、アウトプットこそ最強の記憶術/反復は力なり/人に話してみると、わかっていないところが一目瞭然/話すスピードを上げると、頭の回転も速くなる/勉強を孤独で退屈な作業にしない)
第3章 やる気を引き出し、グングン伸ばす言葉と学習法
(欠点も指摘しながら、ほめてやる気を出させる/努力できる子どもを育てる言葉/うちの子が目を輝かせるのはどんなとき?/家庭学習で確実に学力を伸ばす方法/やる気を下支えするコツ)
第4章 筋道を立てて段取りを考えるクセをつける
(「優先順位」を見極める/「段取り力」を身につける/考える力とは組み立てる力だ/「本質とは何か?」をシンプルに考える)
第5章 コミュニケーション密度の高い親子関係を築こう
(中学受験を人生でどう位置づけたらよいか/子どもの不安への寄り添い方/夢は、家族で共有して育んでいく)
子どもの教育で一番大事なことは、
勉強を通じて、生きる力となる頭の働きのよさを獲得していくこと。
そのために必要な「学習の習慣」は、親の三つの言葉で身に付きます。
一つめは、何かを覚えた後の言葉「いま、言ってみて」。
口にすることで記憶が定着しやすくなることは、科学的に明らかになっています。
二つ目は、やる気を引き出す言葉「すごい、努力する才能がある」。
自分は努力ができる人間なんだという確信が生まれます。
三つ目は思考の整理をするための言葉「まず何からやる?」。
算数の文章題にも求められる、段取り力を伸ばす一言です。
耳の痛いことも多いけど、目からウロコの内容です。
<印象に残った一文>
「子供の教育で一番大事なことは、勉強を通じて、生きる力となる頭の働きの良さを獲得していくことです。」
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