新しい学力 [ 齋藤孝(教育学) ]

2020年に予定されている学習指導要領の大改訂

目次は次のとおりです。

第1章 「新しい学力」とは何か
(「新しい学力」登場の流れ/「PISA型」「問題解決型」の学力とは/「新しい学力」を伸ばす授業/アクティブ・ラーニングとは何か/いかに評価する/されるのか)

第2章 新しい学力の「落とし穴」
(「ゆとり」という経験/いくつもの難点/ICTの活用と学習の質/伝統的な学習教育は「ダメ」だったのか?)

第3章 本当に求められているものは?
(「両手」で対処する/「人材」を考える/ビジネスで求められる力/エジソンというモデル)

第4章 「源流」に学ぶ
(ルソーが提示した民主社会の主権者教育/デューイの理想に学ぶ/吉田松陰・松下村塾の「新しい学力」/福沢諭吉を育てたのは)

第5章 真の「問題解決能力」を鍛えよう
(真のアクティブ・ラーニングの実践/古典力を養成する/「知情意」、そして「体」)

2020年に予定されている学習指導要領の大改訂。
“新しい学力観”に沿った教育現場の改革はすでに始まっています。
教科の再編、アクティブ・ラーニングの導入、評価基準の変化等々。
大きな変化の中で、本当に求められる“真の学力”とは何でしょうか?
教師も親も学生も必読の“人”を育てる教育への、熱意あふれる提言の書です。
今後の教育の潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「学校は一定の強制力を持って、身につけるべき知識を身につけさせることに、基本的な存在意義があるとも言える。」

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よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2016年12月25日 06:06に書いたブログ記事です。

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