AV出演を強要された彼女たち [ 宮本 節子 ]
驚くべき実態
目次は次のとおりです。
1 アダルトビデオに出演させられてしまった彼女たち
(Aさん*それでも彼女は言い張った。「親には知られたくない」/Bさん*未明のメール。「AVに出演させられそう。助けてください」/Cさん*「家の外になんだか変な男たちがいる」。真夜中の支援活劇/Dさん*渡された一日の撮影スケジュール表。「いまさらバラせない」/Eさん*「あなたは特別」「だからがんばれ」と言われその気になった/アダルトビデオの世界に引き込まれていく共通のプロセス)
2 なぜ契約書にサインをし、なぜそこから抜け出せないのか
(なぜ契約書にサインをし、なぜそこから抜け出せないのか/どのように支援をするのか/アダルトビデオ産業の構造ースカウトからDVD発売、動画配信まで)/補遺 契約書には何が書いてあって、何が書いていないのか
モデルにならないか、とスカウトされ契約書にサイン、いざ撮影となって現場に行ってみたらAVだった。
嫌だと訴えても、契約不履行で違約金がかかるぞ、親にバラすぞ、と脅され、仕方なく撮影に応じると、以後、次々に撮影を強要される…。
「AV出演を強要された」女性からの生の声を聞き支援するなかで見えてきた、驚くべき実態を報告する書です。
娘を持つ身としては、考えさせられる本です。
折を見て、娘をサポートしておきます。^^;
<印象に残った一文>
「なんっだかおかしいなと思いつつも、そのままに流されて、撮影の場面で決定的にこれは違うと思っても、もう引き返せない、そんな状況に陥る。」
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