密着最高裁のしごと [ 川名壮志 ]

野暮で真摯な事件簿

目次は次のとおりです。

第1部 家族のあり方を最高裁がデザインする
(民事編)(わが子と思いきや赤の他人だったー親子関係不存在確認訴訟でみる最高裁のしくみ/夫は「主人」ではない 妻のアイデンティティー夫婦別姓にみる大法廷)

第2部 市民が裁く罪と罰 手綱をにぎる最高裁
(刑事編)(死刑と無期懲役のわかれみちー死刑破棄事件にみる裁判員裁判の難しさ/求刑超えに「待った」をかけた最高裁ーアマチュア市民とプロ裁判官をつなぐ最終審)

司法の顔は見えにくい。
でも、実は最高裁は面白い。
育ての父と実の父、DNA型鑑定は法律を凌駕するか?
夫婦別姓はなぜダメなのか?
裁判員裁判で市民が出した結論は無意味?
きわどい判断で注目を集めた訴訟を追い、現役記者が最高裁の知られざる「しくみ」を解き明かす書です。
司法の今をデザインするその素顔とは?
なかなか面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「摘出推定は、親よりも、むしろ子共の利益に重点がおかれた規定」

私のサイトです。
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このページは、村田優一郎が2017年1月11日 09:57に書いたブログ記事です。

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