雑談力 [ 百田尚樹 ]
雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊
目次は次のとおりです。
第1章 人を引き付ける話をする技術
(起承転結が基本/つかみが大事 ほか)
第2章 その気になれば、誰でも雑談上手になれる
(相手ではなく、自分が関心を持つ話題を探せ/一番大切なことは「人を楽しませたい」という気持ち ほか)
第3章 こんな話に人は夢中になる
(意外なオチは記憶に残る/スポーツ選手の凄さを伝える時のコツ ほか)
第4章 親友とする真面目な話
(殺害された市民の数は、全人口より多い?/一人の男の虚言が大問題を生んだ ほか)
多くの人は、雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、
それは大きな勘違いなのです。
じつは本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」なのです。
そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのです。
「書くより喋る方が100倍も好き」と語るベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳してくれます。
「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」といった薀蓄や、
一度聞いたら忘れられない著者自身の失敗談など「ウケるネタの具体例」も満載です。
雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊は、眼から鱗の内容です。
<印象に残った一文>
「人が面白がったところをさらに膨らませ、退屈したところを短くしていけば、次に話すときは、もっと面白い話になっていく。」
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