社長引責 破綻からV字回復の内幕 [ 有森隆 ]
企業の衰退と復活のドラマの内幕
目次は次のとおりです。
第1章 パナソニックーカリスマ経営者からの訣別
第2章 富士重工業ードン底からエクセレントカンパニーへ
第3章 カルビーー成長するために変わりつづける
第4章 ベネッセー失敗したプロ経営者の改革
第5章 アサヒビールー落日から奇跡の大逆転
第6章 日本航空ー最悪の組織でも再生できる
第7章 塩野義製薬ー荒療治の改革をも辞さず
第8章 西武ー「王国」の絶対君主を追放
第9章 日立製作所ー沈没寸前の巨艦を復活させた構造改革
企業の盛衰はトップで決まる。
社長の力量と器によって企業再生に濃淡があらわれる。
卓越した社長によって衰退のパターンから脱出した企業がある一方で、
足踏みをつづけている企業も少なくない。
その差は、どこから生まれるのか。
パナソニック、富士重工業、カルビー、ベネッセ、アサヒビール、日本航空、塩野義製薬、西武、日立製作所の9社を取り上げています。
いずれも経営が悪化し、地獄を見た企業です。
破綻寸前に追い込まれた企業が、社長交代によって、いかにして再生に向かったか?
企業の衰退と復活のドラマの内幕を描いた書は色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「パナソニックとソニーが明暗を分けたのは、「捨てる力」の差だった。」
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