大統領を操るバンカーたち 下 [ ノミ・プリンス ]
実態を徹底的に暴いた力作
目次は次のとおりです。
第10章 一九五〇年代ーアイゼンハワーの仲間たちと冷戦
第11章 一九六〇年代初頭ー若者たちとグローバル金融
第12章 一九六〇年代後半ー進歩的政策と銀行家のための経済
第13章 一九七〇年代前半ー腐敗、金、石油、倒産
第14章 一九七〇年代後半ーインフレと人質事件
第15章 一九八〇年代前半ー自由市場と銀行家の競争
第16章 一九八〇年代後半ー第三世界のふらつきとS&Lの崩壊
第17章 一九九〇年代前半ーゴールドマン・サックスの興隆
第18章 一九九〇年代後半ー通貨危機と規制の終焉
第19章 二〇〇〇年代ー新しいビッグ・シックスと大惨事
金融危機の大惨事を経ても変わらない、ウォール街とホワイトハウスの癒着の深層。
冷戦時代から、「公共心」をますます失い、私利私欲のみで動くようになったエリート銀行家たち。
彼らはいかにして、自分たちの望むとおりに、ホワイトハウスを動かしてきたのか?
膨大な資料を丹念に掘り起こし、実態を徹底的に暴いた力作です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「アメリカは、自国の最大手の銀行が強ければ国も強くなるという考えに基づいて行動している。」
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